事業者が実施すること

自律的な管理を進めるための4つのステップ

  1. 化学物質の自律的な管理で、はじめに事業者側で実施しなければならないのが、取扱い化学物質のリストアップ「STEP1」です。
  2. その結果、リスクアセスメント対象物を製造、取扱い、譲渡提供する事業場は「STEP2」、「STEP3」に進みます。
  3. 最後に全員が「STEP4」でその他の5つのポイントを確認して必要な対応を行いましょう。
STEP 1

取り扱い化学物質を把握しましょう

事業場内で扱うすべての物質についてリストアップして一覧を作成したらリスクアセスメント対象物を特定しましょう。リスクアセスメント対象物以外の物質も含むすべての物質の危険性・有害性を確認しましょう。

STEP 2

体制の整備

リスクアセスメント対象物を製造、取扱い、譲渡、提供する事業場では、化学物質管理者の選任が、保護具を使用する事業場では保護具着用管理責任者の選任が必要です。
これらの選任は選任すべき事由が発生した日から14日以内に行い、それぞれに対して権限の付与及び関係労働者への周知が必要です。

STEP 3

リスクアセスメントの実施

リスクアセスメント対象物を取り扱う事業者は

  • 化学物質による危険性・有害性を特定し、
  • その特定された危険性・有害性に基づくリスクを見積もり、
  • リスクの見積もり結果に基づいてリスク低減措置(リスクを減らす対策)の内容を検討する

という一連の流れとしてリスクアセスメントが必要です。

STEP 4

その他の5つのポイントを確認

ここまでのステップ以外に自律的な化学物質管理の実施に際して確認しておきたいことをまとめました。

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