- STEP 1
- 取り扱い化学物質を把握しましょう
1-1.こんな製品や化学物質を使っていませんか?
はじめに事業場内で化学物質(化学物質/混合物含む)を使っている場面(シナリオ)を抽出します。
使っている場合は、化学物質の管理を検討しましょう。
例えばこんな製品を使っていませんか??
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接着剤、シール剤
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吸着剤
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芳香剤、消臭剤
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凍結防止剤
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合金
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消毒剤、害虫駆除剤
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コーティング、塗料、うすめ液、ペイントリムーバー
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充填剤、しっくい、粘土
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爆薬
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肥料
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燃料
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表面処理剤(めっき処理剤)
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熱媒
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油圧液
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インク、トナー
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pH調整剤、凝集剤、沈降剤、中和剤
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実験用化学物質
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染色剤、仕上げ剤
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潤滑剤、グリース、剥離剤
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植物保護剤
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化学薬品
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写真現像等に使用する薬品
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研磨剤、コンパウンド
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漂白剤
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洗濯用洗剤、洗浄剤
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硬水軟水化剤
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水処理用化学製品
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溶接剤、はんだ付け製品(フラックスコーティングまたはフラックスコアを含む)、フラックス製品
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抽出剤
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防さび剤
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発泡剤
例えば化学物質を使ったこんな作業をしていませんか??
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化学物質の合成、調合、混合
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カレンダー加工
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染色
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散布
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印刷、現像
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スプレー剤の使用(空中分散、表面コーティング、接着、つや出し、洗浄、吹き付け等のための噴霧)
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化学物質を用いた洗浄、清掃、漂白、消毒、駆除
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化学物質の移し替え、充填、計量、サンプリング
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ローリング(圧延)
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ブラッシング
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発泡樹脂製造(発泡処理)
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浸漬処理
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圧縮成形、押し出し成形、ペレット化等を含む成形作業
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油分の塗布、塗り込み
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塗装/塗膜の剥離
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化学物質を用いた修理修復やメンテナンス
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製品の切断、冷間圧延、組み立て/分解
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鋳造、溶融固体の使用
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熱間圧延、加熱形成、研削、機械的切断、掘削、研磨
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溶接、はんだ付け、切削、ろう付け、フレーム切断
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金属粉製造
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化学物質を使用した実験
※ECHA (2015) Guidance on Information Requirements and Chemical Safety Assessment. Chapter R.12: Use description. (Version 3.0)を参照して作成
今回の改正で、これまで管理の対象ではなかった製品が対象になるのかな?
対象になる場合もあるよ!今回の改正でリスクアセスメント対象物が増えるから、化学物質を使っている場面を改めて見直して、例えば製品の成分物質をリストアップしておくと増えたリスクアセスメント対象物に該当するものがあるか確認できるね。
次に、取扱い物質のリストアップを行いましょう!1-2. 取扱い物質をリストアップへ
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STEP1
取り扱い化学物質を把握しましょう-
1-1.こんな製品や化学物質を使ってませんか?
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1-2.取扱い物質をリストアップ
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1-3.リスクアセスメント対象物に該当するか確認
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1-4.その他の確認すべきこと
STEP2
体制の整備-
2-1.化学物質管理者の選任
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2-2.保護具着用管理責任者の選任
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2-3.社内の周知・啓発
STEP3
リスクアセスメントの実施-
3-1.リスクアセスメントとは?
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3-2.いつ、どの物質について何を行う?
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3-3.リスクアセスメントしたらどうする?
STEP4
その他の5つのポイントを確認-
4-1.労働者への教育
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4-2.ラベル表示、SDS交付
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4-3.がん原性物質への対応
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4-4.有害性等の掲示
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4-5.労働災害時の対応
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