令和6年度 化学物質管理に関する初心者向け解説教材 第5巻
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第3章 個人用保護具を知ろうす。顔面保護具には、溶接用保護面、防災面、防熱面等があります。そのとおり。前者には遮光保護具、レーザー用保護眼鏡、後者には保護眼鏡などがあるんだ。遮光保護具は、溶接のときなどに発生する強い光や熱などから眼を守るんだ。レーザーは低出力でも眼にダメージを与えることが知られているから、レーザー機器を取り扱う際やレーザー光線にさらされるおそれがある際にはレーザー用保護眼鏡を使おう。粉じんなどの粒子状物質や液体の飛沫から眼を守るときには、保護眼鏡だね。保護眼鏡は、ゴーグルと呼ばれることもあるんだ。溶接作業では、高温の火花や高熱が発生するので顔全体を守る保護具を使おう。その他には、液体薬品が飛散するような作業では防災面で、ガラスや金属を高温で溶かす成形や鋳造の作業では、防熱面や耐熱面で顔を守るんだ。顔面保護具は、フェイスシールドと呼ばれることもあるのさ。眼の保護具には、強い光から眼を守るものと危ないものが眼に入らないようにするものがあるんだね?顔の保護具は、溶接作業のときに使うのかな?37がありますか?Q3眼や顔の保護具には、どのような種類A3眼の保護具には、遮光保護具、レーザー用保護眼鏡、保護眼鏡等がありま

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