令和6年度 化学物質管理に関する初心者向け解説教材 第4巻
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高いと判断された場合に行います。ばく露防止対策等が適切に実施され、事業者が許容範囲内のリスクであると判断すれば、必ずしもリスクアセスメント対象物健康診断の実施は求められていないよ。大きく2つのケースがあるんだ。1つ目は、リスクアセスメントにおいて健康障害発生リスクを評価したら、その健康障害発生リスクが許容される範囲を超えると判断された場合だよ。この場合は関係する労働者の意見を聴いて、健康診断の必要があると認められた労働者にはリスクアセスメント対象物による健康影響を確認するために実施するよ。リスクアセスメント対象物を使う作業をした労働者は、健康診断を受けなくてはいけないの?リスクアセスメントの結果によって判断するということかな?76どのようなときに実施するのですか?Q1リスクアセスメントの結果に基づく健康診断は、A1労働者がリスクアセスメント対象物にばく露して、健康障害発生リスクが

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