濃度の測定を伴わないリスクアセスメント濃度の測定を伴うリスクアセスメント手法数理モデル(CREATE-SIMPLE等)・数多くの物質を簡易に評価でき、リスクコントロール・バンディングマトリクス法、数値化法等業界等のマニュアルに従って作業方法等を確認する方法特別規則で規定されている具体的な措置に準じた方法簡易測定(検知管)簡易測定(リアルタイムモニター)・特別な測定技術が不要個人ばく露測定が十分低いことが確認できれば実測せずにリスクアセスメントを終了することができる・リスクアセスメント結果を電子化された共通様式で保存可能・付随して経皮吸収や皮膚、眼への有害性が認められる物質の皮膚接触や経皮吸収によるリスクの評価ができる・有害性情報、取扱い物質の揮発性・飛散性、取扱量からリスクの見積りが可能・職場のあんぜんサイトに掲載されているパターン化した作業に関しては簡単にリスクの見積りが可能・マニュアルに沿って作業を行えば安全な作業となりうる・行うべき措置が決められている・よく管理されている特別規則対象物質は現状で良い・特別な測定技術が不要・現場での校正が不要・現場で濃度がわかる・現場で濃度がわかる・データロギング機能があり、ばく露状況の時間的推移を把握できる・ばく露測定として最終的な方法であり結果の確実性が高い長所(適用する目的)短所(気にとめておくべき点)・リスクが過大評価となることも多い・短時間の作業の評価ができない・入力因子に関係しない職場の特別な状況やその変化に対応できない・常温でガス状の物質(塩素,硫化水素等)および溶接作業や研磨作業等で発生する粉じんについては評価ができない・精緻な評価はできない・がんなどの重大な健康障害に関しては専門家の判断が必要・局所排気装置や保護具等の対策の効果に関して確認する必要がある・マニュアルから逸脱した作業あるいは行動がある場合には、確認・検証が必要になる・特別規則対象以外の物質に対して適用する場合には実行すべき措置に関して検討が必要・共存ガスによる影響を受ける・測定可能な物質は220物質程度・短時間(1時間以内)の作業にのみ適用・共存ガスによる影響を受ける・測定可能な物質は220物質程度・測定機器の導入コストがかかる(本体が検知管よりも高価)・メーカー等の推奨に従った点検・校正が必要・測定のコストがかかる・専門家(作業環境測定士等)の関与が望ましい・測定可能な物質は600物質程度表4-3-1 リスクアセスメント手法34メントの方法を教えてください。Q1化学物質の健康有害性のリスクアセスA1方法の例を表4-3-1にまとめました。
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