令和6年度 化学物質管理に関する初心者向け解説教材 第4巻
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第2章 化学物質の危険性に関するリスクアセスメント手法・ツール・CREATE-SIMPLE注3・安衛研手法注4・労働省方式注5・JISHA方式注6・HAZOP注7など長所(適用する目的)・何らかの危険性があることを把握することができる・GHSやSDSの情報を基に実施することができる・危険源を網羅的に洗い出し、できるかぎり想定外をなくすことができる(一度にすべてを検討するよりも、継続的に実施・見直しすることが重要)・具体的なリスク低減措置を検討・実施することができる分類簡易的な手法・ツール・スクリーニング支援ツール注2詳細な解析手法短所(気にとめておくべき点)・具体的な作業条件を考慮していない(具体的にどのような対策を実施すれば良いか決めることができない)・化学に関する知識や情報が必要となる(難しい)・膨大な作業となる(時間と労力がかかる)表4-2-1 化学物質の危険性に対するリスクアセスメント等を実施するための手法・ツール注2 職場のあんぜんサイト:https://anzeninfo.mhlw.go.jp/user/anzen/kag/ankgc07_2.htm注3 職場のあんぜんサイト:https://anzeninfo.mhlw.go.jp/user/anzen/kag/ankgc07_3.htm注4 労働安全衛生総合研究所技術資料、プロセスプラントのプロセス災害防止のためのリスクアセスメント等の進め方、JNIOSH-TD-No.5(2015)注5 化学プラントにかかるセーフティ・アセスメントに関する指針(平成12年3月21日付け基発第149号)注6 中央労働災害防止協会、化学物質による爆発・火災を防ぐ、第2編 第4章、pp.108-152(2018)注7 高圧ガス保安協会、リスクアセスメント・ガイドライン(Ver.2)(2016)31施には、どのような方法がありますか?Q2危険性に関するリスクアセスメントの実A2簡易的な手法から詳細な解析手法まで、表4-2-1にまとめました。

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