令和6年度 化学物質管理に関する初心者向け解説教材 第4巻
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爆発・火災を引き起こす三要素可燃物酸素着火源空気中の酸素開放系作業では常に存在ガス・LPG,ガソリン・灯油,溶剤・シンナー,塗料・インキ,化学製品,プラスチック,木材・紙,粉じん等火気,火花,静電気,高温・高熱,自然発火等着火源には、一般電気器具、溶接の火花、静電気などいろいろなものがあるよね。これらを発生させないことが大事だよ。そのために設備面の対策としては、も、金属製品を使うときには接地してアースを取り付ける、帯電防止作業服や防爆対策をしていないパソコンやスマートフォンなどは持ち込みを禁止することも大切だね。摩擦や振動で着火することもあるので、爆発や火災が起きないようすることも大事だよ。着火源を適切に管理するってどういうこと?防爆構造の照明を使う、導電性の床で作業をするなどが考えられるね。他に静電気帯電防止機能が付いた安全靴を着用するなどの方法もあるよ。あと、30

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