令和6年度 化学物質管理に関する初心者向け解説教材 第3巻
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置置第5章 ラベル表示とSDSを読む49ACGIHTWA:200ppmpH;データなし7取扱いおよび保管上の注意8.ばく露防止および保護措置9物理的および化学的性質10安定性および反応性(a)安全な取り扱いのための予防措(b)混触危険性等、安全な保管条件(a)職業ばく露限界値、生物学的限界値等の管理指標(b)適切な工学的管理(c)個人用保護具などの個人保護措物理状態;色;臭い;融点/凝固点;沸点または初留点および沸点範囲;燃焼性;爆発下限および上限/引火限界;引火点;自然発火温度;分解温度;pH;動粘性率;溶解度;分配係数:n-オクタノール/水(log値);蒸気圧;密度および/または比重;蒸気比重;粒子特性;(a)反応性(b)化学的安定性(c)危険有害反応性の可能性(d)避けるべき条件(静電放電、衝撃、振動等)(e)混触危険物質(f)危険有害性のある分解生成物・使用前に使用説明書を入手すること。・すべての安全注意を読み、理解するまで取り扱わないこと。・容器を密閉して換気の良い冷所で保管すること。施錠して保管すること。・消防法の規則に従うこと。管理濃度:200ppm日本産業衛生学会許容濃度:200ppm・貯蔵または取り扱う作業場には洗眼器と安全シャワーを設置すること。・ばく露を防止するため装置の密封または防爆タイプの局所排気設備を設置すること。・適切な呼吸用保護具、保護手袋、保護眼鏡、保護衣を使用すること。物理状態;液体色;無色臭い;特徴臭融点/凝固点;-97.8(Merck14th,2006)沸点または初留点および沸点範囲;65℃(ICSC(J),2000)燃焼性;データなし爆発下限および上限/引火限界;6.0~36.5vol%(Merck14th,2006)引火点;12℃(ICSC(J),2000)自然発火温度;464℃(ICSC(J),2000)分解温度;データなし動粘性率;データなし溶解度;水:1.00×106mg/L(PHYSPROPDatabase,2005)分配係数:n-オクタノール/水(log値);logP=-0.82~-0.66(ICSC(J),2000)蒸気圧;95.2mmHg(20℃)(化工物性定数,2006)密度および/または比重;0.7915(20℃/4℃)(Merck14th,2006)、0.79142g/ml(20℃)(化工物性定数,2006)蒸気比重;1.11(空気=1)(Merck14th,2006)粒子特性;データなし・安定性;法規制に従った保管および取り扱いにおいては安定と考えられる。・危険有害反応可能性;この物質の蒸気と空気はよく混合し、爆発性混合物を生成しやすい。・避けるべき条件;データなし・混触危険物質;酸化剤・危険有害な分解生成物;爆発性混合物

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