令和6年度 化学物質管理に関する初心者向け解説教材 第3巻
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30【化学物質の情報や法規制への該当について総合的に調べられる支援サイトの例】【危険性・有害性の評価結果の情報が物質ごとに載っているサイトの例】(評価品目分類で化学物質・汚染物質を選択)【化学物質の物理化学的な性質や毒性に関する情報が物質ごとに調べられるデータベース始めにその化学物質のSDSに載っている危険性・有害性の情報を見れば良いんだよね?すでにSDSに載っている場合は、まずその情報を確認しよう。まだSDSに載っていない場合やSDSに載っている情報が少ないときには、公開されている情報を調べることができるよ。調べるときに参考になるサイトを紹介するね。■製品評価技術基盤機構:NITE化学物質総合情報提供システム「NITE-CHRIP」■環境省:化学物質情報検索支援システム「ケミココ」■厚生労働省:リスク評価実施物質の情報(約120物質)■NEDO/CERI/NITE:化学物質有害性評価書/初期リスク評価書(約160物質)■環境省:環境リスク初期評価(2024年10月現在第22巻までで約420物質)■食品安全委員会:化学物質・汚染物質の評価書(2024年7月現在78件)サイトの例】■国立環境研究所:Webkis-Plus■U.S. NLM:PubChem化学物質の場合、製品のSDSに記載されている他、すでに公開されている情報は、書籍、学会雑誌、国際機関や各国政府機関のホームページ、データベース等に掲載されています。調べたい化学物質の名称やCAS 登録番号(CAS RN®)、構造式などの同定情報に基づいてインターネットで調べることができます。混合物の場合、一般的に公開されている情報は少なく、製品のSDSを確認することが望まれます。はどこで調べることができますか?Q1化学品の危険性・有害性に関する情報A1

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