令和6年度 化学物質管理に関する初心者向け解説教材 第3巻
26/58

<21℃≦第一石油類〈引火点が-20℃以下は特殊引火物になる場合がある〉区分1(初留点≦35℃)区分2(初留点>35℃)ヒトの健康有害性でも似たようなことがあるのかな?GHSで区分に該当しないからその化学品は無害で安全! とは言い切れない場合もあるんだね!<70℃≦第二石油類区分3<23℃≦≦60℃<≦93℃<200℃≦第三石油類第四石油類区分4<250℃引火点消防法GHS引火点急性毒性(吸入:ガス)で急性毒性推定値(ATE)が20,000ppm超の物質は区分には該当しないけど、無害なわけではないんだ。特に、ヘリウムガスのように急性毒性の区分には該当しないけど、高濃度のガスを吸い込んだ場合には死亡する場合もあるよ。他にも、死に至らなかったとしても吸い込んで喉が痛くなったり、触って皮膚が赤くなったりするような不調が身体に起きている可能性もあるから、他の分類項目も合わせてみる必要があるね。26消防法とGHSの引火性液体の分類の区分けの違い

元のページ  ../index.html#26

このブックを見る