令和6年度 化学物質管理に関する初心者向け解説教材 第3巻
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注意書き 【安全対策】 ・熱,高温のもの,火花,裸火及び他の着火源から遠ざけること。禁煙。・容器を密閉しておくこと。 ・容器を接地しアースをとること。 ・防爆型の電気機器/換気装置/照明機器を使用すること。 ・火花を発生させない工具を使用すること。 ・静電気放電に対する措置を講ずること。 ・粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーを吸入しないこと。 ・取扱い後は手をよく洗うこと。 ・この製品を使用するときに,飲食又は喫煙をしないこと。 ・保護手袋/保護衣/保護眼鏡/保護面を着用すること。 【応急措置】 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続け、直ちに医師に連絡すること。 ・皮膚又は髪に付着した場合:直ちに汚染された衣類を全て脱ぐこと。皮膚を水又はシャワーで洗うこと。 ・皮膚刺激が生じた場合:医師の診察/手当てを受けること。 ・汚染された衣類を脱ぎ,再使用する場合には洗濯をすること。 【保管】 ・涼しく換気の良い場所で保管すること。 ・容器を密閉し、施錠して保管すること。 【廃棄】 ・内容物や容器を,都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に業務委託すること。 【火気厳禁】第4類 引火性液体 第二石油類 非水溶性 NET Wt.: 20 kg 製品名:○○○○○ 危険・引火性液体および蒸気 ・皮膚刺激 ・重篤な眼の損傷・呼吸器への刺激のおそれ、眠気又はめまいのおそれ ・長期にわたる,又は反復ばく露による中枢神経系、聴覚器の障害 東京都XX区YYY 0-0-0 製品特定名製品の名称や物質の化学品特定名が記載されています。①注意喚起語危険性・有害性の程度を知らせる語句で、「危険」と「警告」の2種類あり、より重大な方が「危険」になります。②絵表示危険性・有害性を絵で表しています。黒いシンボルを赤い枠で囲んでいます。③危険有害性情報製品の全ての危険性・有害性が記載されています。注意書き危険性・有害性から身を守るための情報が記載されています。その他の情報 国内関連法規等の情報が記載されています。 供給者の特定化学品の製造業者又は供給者の名前、住所及び電話番号が記載されています。日本GHS株式会社電話:03-0000-000020ラベル表示の例ラベル表示の具体例と読み方を次に示したよ。GHSに基づいたラベル表示には、化学品(製品)特定名、注意喚起語、絵表示、危険有害性情報、注意書き、供給者の特定情報(会社名・連絡先)の6項目について記載することになっています。また、これらの情報に関連し、その他として国内関連法規などの情報が記載されることもあります。Q2ラベル表示には何が記載されていますか?A2

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