令和6年度 化学物質管理に関する初心者向け解説教材 第2巻
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第4章 GHSで知ることができる健康有害性87主に吸入ばく露の後に短期間だけ悪影響を及ぼして、回復する影響が見られるときに区分3に分類されるよ。具体的には麻酔作用と気道刺激性のことで、ほとんどの有機溶剤はこの区分に該当するんだ。これらの症状はばく露がなくなれば回復するけど、高濃度、高用量でばく露すると別の重篤な影響が出ることを忘れないでね。単回ばく露の区分3は、一時的な影響のときに区分されるの?

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