52ということは、常温で空気中に放置していても安定しているものは、自然発火性液体や自然発火性固体には該当しないんだね?具体的にどんな物質が自然発火性液体や自然発火性固体に該当するの?自然発火性液体や自然発火性固体の災害対策では、どんなことに気を付ければ良いかな?そうだね。通常時の保管や取り扱っている条件下で発火せずに安定だとわかっているものは、自然発火性液体や自然発火性固体には該当しないと言えるね。自然発火性液体の例は、トリエチルアルミニウム※31、ペンタボラン※32など、自然発火性固体の例は、微粉状のストロンチウム※33、黄りん※34などがあるよ。自然発火性液体も自然発火性固体も重大性は1段階(区分1)しかなくて、空気中で容易に発火するよ。空気に触れると簡単に発火するから、不活性ガス雰囲気下や不活性担体中で空気に触れないように取り扱ったり、保管したりすることが大事だよ。※31 平成30年度分類実施、※32 平成26年度分類実施、※33 平成21年度分類実施、※34 平成18年度分類実施固体」と定義されています。のようなものですか?Q12GHSの自然発火性液体/固体とは、どA12「たとえ少量であっても、空気と接触すると5分以内に発火しやすい液体/
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