38可燃性ガスって、空気と混ざったときに燃えるガスということかな?燃えやすいかどうかは、可燃性ガスの種類にもよるんだね!元々GHSでは、空気と混ざって特定の濃度範囲になったときに火がつくガスのことを指していたんだ。空気と可燃性ガスが混ざった気体を混合気と言うんだけど、混合気中の可燃性ガスの割合が高いと燃えやすいことは予想できるよね。そうなんだ。混合気の燃焼範囲は爆発範囲とも言われていて、ガスによって幅があるよ。例えば、プロパンガスの燃焼範囲は2.1~9.5体積%※a、水素は燃焼範囲4~75体積%※bとなっていて、空気中の濃度が低くても燃えることがわかるね。逆に、この濃度範囲からはずれた場合には燃えないということだね。※a ICSC 2003、※b ICSC 2014可燃性ガスの項目で分類されるガスには、可燃性ガス、自然発火性ガス、化学的に不安定なガスがあります。可燃性ガスは「標準気圧(101.3kPa)で20℃において、空気との混合気が燃焼範囲を有するガス」、自然発火性ガスは「54℃以下の空気中で自然発火しやすいような可燃性ガス」、化学的に不安定なガスは「空気や酸素が無い状態でも爆発的に反応しうる可燃性ガス」と定義されています。どのようなものですか?Q5GHSの可燃性ガスの項目に分類されるのは、 A5
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